宮崎のカットほうれん草

霧島の大自然の中で、生産者が手塩にかけたほうれん草。手軽さと味のよさが、ロングセラーのヒミツです!

 

お弁当に、味噌汁やおかずの一品に、栄養のバランスを考えて・・・。ほしい時にほしい分だけサッと使える『冷凍・宮崎のカットほうれん草』。15年ほど前に登場して以来、生協のヒット商品としてその人気は今や不動のものに。使い勝手のよさはもちろん、ほうれん草そのものの味わいのよさも多くの組合員さんに支持されている理由のひとつです。
使われているほうれん草の産地は、その名の通り宮崎県。霧島連山を望む大自然に囲まれた小林市やえびの市などに畑が点在しています。
9月から種をまき始め、12月から4月にかけて収穫するほうれん草。その年の気候や土壌の状態、害虫の被害などによる収量の変動を最小限に抑えるために、生産者側と、商品の生産を担う新サンフード工業鰍ニの間で常にコミュニケーションを取り合い、畑の状態や生育具合をチェックするための情報交換を欠かしません。

そして工場では、収穫後、鮮度が失われないうちに素早く加工。洗浄と入念な異物除去を行い、ほうれん草に含まれるシュウ酸(あく)を可能な限り取り除くために下ゆでした後、速やかに冷凍します。

取材で伺ったほうれん草畑には、肉厚で濃い緑色の巨大な葉がびっしり!生産者の方々が手塩にかけて育てたことが一目でわかる、力強い姿が印象的でした。

宮崎のカットほうれん草の製造工程

 

 

 

 

 

取材を終えて

畑のほうれん草があまりにもおいしそうで、思わず葉っぱをちぎって食べてしまいました。甘みのある濃い味わいは、生野菜好きにはたまらない味わい!生産者の方のていねいな仕事ぶりにも感激です。私たちの健康とおいしい食卓は、農業に携わるたくさんの方の努力があるからこそ、なのですね。
(担当S)

 

コープ九州の生活情報誌クリム10年3月号より

 

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