絹ごしとうふ(ボブさんの大豆)

ボブさんの大豆の実力を発揮!

 

お口の中でとろんと溶けそうなやわら かさ。なめらかでツルッとした喉ごし。 濃い大豆の風味・・・。今月はおなじみアメ リカ・ノースダコタ州の生産者、ボブさんの大豆を使った『絹ごしとうふ』です。製造元の大だ い和わ 食品工業(株)によると、 この商品の一番のこだわりは“生絞り”と いう製法。加水しながらすりつぶした大
豆( 生な ま呉ご と呼びます)を絞って出た豆乳のみを炊き上げるこの製法では、加熱の際 に大豆の絞りカスであるおからは混じっていません。もともと、豆腐はこの“生 絞り”で作られていたらしいのですが、近 年では生呉を炊いた後から絞っておからと豆乳を分ける“炊き絞り”が一般的に。 「おからまで一緒に熱を加える炊き絞りでは大豆の青くささなどが残りがちです。それに比べ、生絞りはそのようなことが少なく、すっきりとした豆乳の風味が際立つ味と言えますね」。
さっそく、この絹 ごしとうふを固める前の豆乳を試飲させていただきましたが、そのおいしさと言ったら!クセのない、大豆本来の味わいとさっぱりした風味に驚きました。生きものである大豆は季節や温度によって状態が異なるため、水に浸漬する時間や炊き上げる温度、にがりの量なども時期によって微妙に異なります。それぞれの工程に職人技を駆使しながら作り上げるボブさんの豆腐。これからの季節はお鍋に欠かせません。

絹ごしとうふの製造工程

取材を終えて

最近はどちらかというと、やわらかい絹ごしタイプの豆腐が人気なのだそうです。それにしても、豆腐のおいしさはもちろんですが、固める前にいただいた豆乳も絶品でした。
私は豆乳はあまり好きではないのですが、これなら牛乳代わりに飲めそう。エフコープなど一部の生協では店舗でこの豆乳も販売されているとのことなので、ぜひお試しください!(担当S)

 

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