白あえベースねりごま入り

家庭の味そのものの絶品な白あえが即カンタン!

たっぷり入った3種類の具材は、ゆでる際に砂糖と塩で軽く下味をつけておきます。そしてしっかり冷ましてから、ミキシングした豆腐の中に投入。均一に混ぜ込んでいきます。

大豆の風味が濃厚な豆腐とたっぷり加えたねりごまのコクで、
ぜいたくに仕上げた一品

ほうれんそうを加えたオーソドックスな白あえです。

手前ミソですが、生協の商品には、食卓を担う私たちが「ほほぅ。これは便利!」と感心せざるを得ないアイデア商品がいくつもあります。その代表選手のひとつが『co-op白あえベース』です。豆腐を水切りして、ゆでてすり鉢ですって味つけして、別に下ごしらえした野菜などを加えて…と、とにかく面倒な白あえが魔法のように(そこまで言うと大げさですね)さっとできてしまうすぐれたアイテム。“ベース”とはいえ、しいたけ・にんじん・こんにゃくの3種類の具材がすでに入っているため、そのまま袋から出してすぐにいただくことができるし、なんといってもおいしい! 手づくりの味そのもの。で、それはなぜかというと、工場で製造過程を見てみると一目瞭然。家庭で作るレシピとなんら変わりないし、しかもこちらは自社で作った豆腐を使っているため、その味に間違いはありません。
JA鹿児島グループの鹿児島協同食品鰍ヘ豆腐製造の専用部門を持っているため、豆腐づくりにかけてはお手のもの。さらに、『白あえベース』に使っている豆腐は、水分は少なめ、大豆の甘みや香りを強く出すために豆乳だけを炊いて作る生絞り製法で作る白あえ専用の豆腐を使っているため、よりいっそう豆腐の旨味が味わえるのです。
製造が始まるのは朝6時30分。前日に作ってしっかり水切りした豆腐を目の細かいチョッパーにかけてなめらかにつぶしてミキサーに移し、しいたけとにんじん、自社製造のこんにゃくを加えてしっかり混ぜ込みます。味つけは砂糖と塩、酵母エキス、味にメリハリを出すために酢を少々。そしてなんと、ねりごまをたっぷり入れるのもおいしさの秘訣。手づくりする場合はすりごまを入れる方も多いと思いますが、ねりごまは豆腐をさらになめらかにし、ごまのコクと風味をしっかり出すために欠かせない素材なのだそうです。
ほうれんそうや春菊などの葉ものはもちろん、これから出はじめる春野菜、豆類などをを加えて、ぜひわが家風の白あえを作ってみてください。あと一品欲しい時のお弁当にも、とても重宝します。

白あえベースの製造工程

豆腐は肉をミンチにかける時に使用するチョッパーでつぶします。
3種類の具材は下茹でしておきます。
つぶした豆腐をミキシングしながらねりごまをたっぷり加えます。これもおいしさの秘訣。
2の具材を加えて混ぜ合わせます。
均一に混ざったらできあがり。
ひとつひとつ袋に入れます。
シールをして真空状態に。
袋を上から押して平らにしたあと、ボイルして完成!

コープ九州の生活情報誌クリム12年2月号より

 

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