和風ドレッシング

玉ねぎの旨みたっぷり、生醤油の風味バツグン。

この商品の一番の特徴はフレッシュな玉ねぎを使っていること。佐賀や大分、北海道産のものがメイン。

さっぱり味でコクのある和洋風ドレッシングで、
毎朝毎晩サラダに夢中

包丁でひとひとつカットして中の傷みをチェック。
フンドーキンの方が作ってくださったサラダは生協でもおなじみ『みつせ鶏の蒸し鶏』を使ったサラダ。和風ドレッシングによく合います。

「えー、うっそー!こんなに立派な玉ねぎ使ってるのー?!」というのが、製造を目の当たりにした時の率直な感想でした。直径10p以上もありそうな、大きくてつやつやの玉ねぎ。ひとつひとつの薄皮をていねいにむき、上下を切ってシャワー洗浄されているその大玉の美しいこと(写真下)!そして、これらの玉ねぎは人の手でひと玉ずつ4つ切りにされて中に悪い部分がないかどうかを入念にチェック。巨大なフードプロセッサーのような機械で、青森産のにんにく(これまた立派)とともにつぶしてドレッシングの材料となります。
フンドーキン醤油鰍ェ作っている『コープ和風ドレッシング』はおなじみの商品ですが、昨年秋にリニューアルしたのをご存知ですか? 野菜の旨みをさらに活かしたいということで、甘みを追加するために砂糖は使わず、生の玉ねぎとは別にソテーした玉ねぎをプラス。和風味に洋風のテイストを取り入れるためにオリーブも加えることにしました。他に赤ピーマンやしょうがもたっぷり入った、文字通り野菜の旨みがしっかりきいたドレッシングに仕上がっています。さらに、「いやいや他にも特長があるんですよ」と担当の方が自信を持つのがベースとなる醤油。フンドーキンオリジナルの、もっともグレードの高い生醤油を使っているそうで「醤油屋が作るドレッシングですからね!」と胸を張るのもナットク。
さらに、ドレッシングの味を左右する油には大豆となたねの混合油を使用。調味液3に対して油1という、同じタイプの他の市販品にくらべて油の量が少ないヘルシーな仕上がり―――ですが、4月には油をさらに60%カットしたタイプも発売になります。
個人的な話で恐縮ですが、私はドレッシングにはうるさいほうで、これまであらゆるドレッシングを買いあさり、相当数のレシピで手作りしてきました。が、取材の折にいただいたこのドレッシングに今は夢中で、毎朝毎晩ボウル一杯の生野菜をばりばり食べております。

新鮮な野菜と調味液を合わせ、3日がかりで完成!

玉ねぎは大玉で、ある程度固さのあるものを厳選しています。
むきにくい薄皮は、先端から風が出る特殊な機械ではがすように。
しっかり洗浄した後、包丁で4つ切りにして中身をチェックします。
青森産の大きなにんにくも、同じように皮をむいて下処理を。
両方をフードプロセッサーにかけ、殺菌のために一晩置きます。
一晩置くことで玉ねぎとにんにくがなじみ、まろやかに。
これは赤ピーマン。同じようにつぶします。鮮やかな色ですね。
調味液に野菜類を加えて一晩寝かせて充填。上から油を注ぎます。
真剣なまなざしでラベルの印字を確認。最後まで気を抜けない作業。

コープ九州の生活情報誌クリム12年4月号より

 

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