具材のひとつ、せん切りの新鮮なにんじん。'10年のリニューアルではにんじんの赤みが引き立つよう、調味液を改善しています。
3月といえばひな祭り。ひな祭りといえばちらし寿司。四季折々の行事を食に取り入れる日本の文化、ぜひ大切にしたいですね…。とはいうものの、時間がない、作り方がわからない、うまくできない、とないないづくし¥態で悩んでいる多くの方のための助っ人的商品がここにあります。『co・opちらし寿司の素』です。炊きたてのご飯に混ぜるだけ。何度作ってもピンとこない合わせ酢の配合に頭をひねる必要もなく、いくつもの具材をいちいち下ごしらえする面倒もありません。組合員の厳しい舌を通っていますから、味にも間違いはなし。さぁこれで、ご家庭でのちらし寿司作りがグンと身近になりました。
この商品には5つの具材が入っています。配合の多い順にたけのこ、にんじん、椎茸、れんこん、そしてかんぴょう。製造工場のヤマモリ鰍ノは、あらかじめ下ゆでしてカットしたたけのこやれんこん、生と乾燥の2種類のにんじん、戻して切った椎茸など、下処理をすませた具材がその都度入荷します。
まずは入念に異物チェックをして、かつおや昆布、砂糖、酢などを合わせた調味液の中にたけのこ以外の具材を投入。よく攪拌しながら約80℃まで加熱して炊き上げ、その後、たけのこを加えて温度を徐々に下げていきます。
できあがったちらし寿司の素をパウチに入れ、殺菌すれば商品の完成。非常にわかりやすい作業工程なのでした。
ヤマモリ鰍ヘ日本のレトルト食品製造の先駆け的存在。生協の商品では他にも、レトルトカレーや丼、麻婆豆腐、釜めしの素などなど、おなじみのアイテムを多数手がけています。
高度なレトルトの専門技術が、家庭の手作りに限りなく近い味わいを生んで人気となった『ちらし寿司の素』。
「他のメーカーさんにくらべて具材の割合が多いところも特長です」ということで、今年のひな祭り、そして春の行楽シーズン、華やかなちらし寿司で春を彩りませんか?
コープ九州の生活情報誌クリム13年3月号より