co・opまぐろ漁師の漬け丼の具

カットしたマグロに甘めのタレがたっぷり。あつあつご飯に最高!

冷凍のマグロを電動のこぎりを使って解体。切り方にも機械の扱い方にも熟練の技が必要です。

淡白でクセのないキハダマグロが、
濃厚なタレとベストマッチ

サクに切ったマグロを6〜7oの厚さにカット。袋に入れて醤油やみりんなどを使ったタレを充填します。
大葉やねぎなどの薬味を添えるといっそう美味。今年4月から4袋入りが登場!

ファストフードならぬ、ファストフィッシュをご存知ですか?子どもを中心に魚離れが進む中、骨をぬいたり調理済だったりと手軽に食べやすく加工した海産物系の食品のことで、忙しいお母さんの強い味方として重宝されています。『まぐろ漁師の漬け丼の具』という、なんともそそられる名前のこの一品も、コープの代表的なファストフィッシュのひとつ。カットした新鮮なキハダマグロを、九州の嗜好に合わせたやや甘めのタレに漬け込んだいわゆるヅケ≠ナ、ご飯の上にのせればあっというまにゴージャスな丼ができあがるという実に大助かりなシロモノです。
赤道周辺を回遊しているキハダマグロは、数あるマグロの種類の中でも赤身の色が淡いピンク色で、クセがなく淡白な味わいが特長。食べやすくて濃厚なタレとの相性もバッチリ! ということで、気軽にいただけるヅケにはぴったりのマグロなのです。
この商品は、静岡県焼津市にある潟}ルハニチログループのマグロ加工工場で製造。漁獲後、船上でカチカチに冷凍したマグロは焼津港に水揚げされ、マイナス50度の巨大冷凍庫で保管されます。そして必要に応じて凍った状態のまま電動のこぎりで骨や皮を取って切り身にし、長方形のブロック状(サク)に形をととのえてから6〜7oの厚さにカットし、1人分ずつ袋に入れてタレを充填してから再度、凍結します。あったかいご飯の上に大葉をあしらってヅケをのせ、上から刻みねぎやごま、のり、みょうがなどの薬味をトッピングして、残ったタレを回しかけて(タレがたっぷり入っているのもうれしい!)ガツガツと豪快にいただくのが漁師風。マグロに濃厚なタレがよーくしみているので、一切れでご飯が何口でもいただけそう。他にも、熱いお茶をかけてもよし、フライパンでサッと焼いてひと口ステーキ風にしてもよし。こんなに簡単なのにちょっと贅沢なマグロのメニューに、食卓は大盛上り間違いなしです。

電動のこぎりでカットして加工。ダイナミックなマグロの処理に圧倒!

カチンコチンのまぐろを手際よくカット。危険が伴う大変な作業です。※1
骨と皮を取り、切り身になったマグロ。ここから加工を開始。※2
この商品の場合は、写真のようにサクに切った状態から加工。
1本ずつ機械にかけてあっという間にスライスします。
うすいピンク色がきれい。これがキハダマグロの特長のひとつです。
1袋50gで5〜8切れ。トレイに載せて計量し、袋に入れていきます。
たれを充填。切り身の入った袋ひとつひとつに手作業で注入。
袋の口をシールすれば完成。しっかり凍結して、出荷を待ちます。

※1、※2の写真はこの商品の作業ではありません。

マグロが水揚げされる焼津漁港では、ちょうどカツオの水揚げが。
カタログの人気商品だった『漁師のまぐろどん』と同じたれを使っています。

コープ九州の生活情報誌クリム13年5月号より

 

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