1960年に日本生協連でCO-OP商品第1号の「生協バター」が開発されて以来、日本生協連を中心に多くのコープ商品が生まれています。コープ商品は、組合員の食の安全・安心を求める声をベースに商品開発をすすめ、全国の生協が成長・発展する上で大きな役割を果たしています。全国の生協が成長する中で、各生協独自のコープ商品の開発も広がっています。
90年代以降、小売業の競争激化と食のグローバル化、食品偽装事件やトレーサビリティ問題など、大きく環境が変化しています。こうした変化の中で、生活協同組合の最大の優位性である「共同と連帯」の力を生かした「エリア共同開発」がスタートしました。
エリア共同開発は、地域ごとの生協(事業連合)と日本生協連が力を合わせて商品開発をすすめるもので、2000年9月からコープネット事業連合(関東の生協の連合会)と日本生協連との共同開発がスタートしました。その後関西でも、近畿7生協が参加するコープ近畿事業連合の設立に合わせて、共同開発がすすめられています。
エリア共同開発商品のうち、他の地域でもメリットのある商品は、日本生協連のコープ商品として全国の生協にも紹介され、九州の生協でも取り扱いを始めています。
そうした中で、九州の地域性や味覚に合わせた「エリア共同開発」が提案され、2003年11月に九州でも日本生協連との共同開発をすすめることが決まりました。2004年1月には、コープ九州事業連合と日本生協連の共同で「九州共同開発室」を設置し、商品開発・改善をすすめています。
大まかに共同開発の特徴を見ると、5つに分けられます。
九州共同開発は、コープ九州事業連合の会員生協のうち、エフコープ生活協同組合・コープさが生活協同組合・生活協同組合ララコープ・生活協同組合コープおおいた・生活協同組合水光社・生活協同組合コープかごしま・生活協同組合コープおきなわの7つの生協が参加しています。
九州共同開発商品(2009年6月時点)2004年9月から「九州共同開発商品」の組合員テストもスタートし2007年度末段階では、のべ131品目(うち7回がテスト結果により再検討)のテストを行い、117,880名(うちカタログ掲載による有料テスト60,600名)の組合員さんが、開発テストに参加しています。
九州共同開発は、2004年11月のプレ発売から2005年春の1次開発、2005年秋の2次開発、2006年秋の3次開発、2007年春の4次開発、2008年秋発売予定の5次開発まで含めますと、205品目252SKU(NW契約形態含む)に達します。
2007年度には九州共同開発商品だけで、100億円を超える供給ボリュームに達しています。