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食の安全へのとりくみ

商品検査だより

 

じゃがいものビタミンCを多く残す調理方法は?

季節を問わず、いろいろな料理で活躍するじゃがいも。実はじゃがいもには多くのビタミンCが含まれていて、その量はみかんに匹敵します。今回はじゃがいもの調理法とビタミンCの関係を調べました。

 

ゆでるなら皮つきで

下のグラフは、様々な条件でじゃがいもを調理してビタミンCの濃度を調べた結果です。数値を見ると、ゆでたじゃがいもは生のものより若干ビタミンC濃度が下がっていることがわかります。じゃがいものビタミンCは「デンプンに保護されるため加熱に強い」と言われていますが、多少お湯に溶け出す可能性があると考えられます。また、皮をむいて加熱するより皮つきで調理する方がビタミンCが守られることも推測できます。

 

 

電子レンジ加熱は?

次に、電子レンジ加熱した場合にビタミンC濃度が高くなっている点にご注目ください。電子レンジ加熱は短時間であることや、お湯を使用しないことから、ビタミンCが失われずに残っていると予想されます。しかし、生の状態よりビタミンCが増えることはありませんので、この結果は電子レンジ加熱による水分蒸発が原因と考えられます。生のじゃがいもの同重量分と比べて水分の割合が減った分、ビタミンCの量が多くなったというわけです。

 

「食感」には水分が関係

じゃがいもをホクホクに仕上げるためのポイントは、適度な水分です。今回調理したじゃがいもを試食すると、皮をむいてゆでたものは水っぽく、皮つきのまま電子レンジで加熱したものにはパサつきや粘りを感じました。食感を大切にしたいときは、皮つきのまま丸ごとゆでることをおすすめします。電子レンジで上手に加熱する方法は、機種やW数、じゃがいもの大きさなどの条件で変わってきます。ご家庭で工夫してみてはいかがでしょうか。

 

エフコープ「ふれあい」2009年9月号より

2009年8月に行った商品検査の結果報告

8月は、全部で451品目の商品を検査しました。内訳は、新企画商品の事前検査が355品目で全体の78%を占めています。

 

<新企画商品の事前検査>

  • 7月に検査した商品は、商品カタログで9月第4週から10月3週に企画を予定している商品、および企画を検討している商品です。
  • 検査した355品目の内訳は、微生物検査245品目、食品添加物検査79品目、残留農薬検査19品目、一般成分検査3品目、品質検査6品目です。

※「事前検査」とは、新しく企画する商品を、約8週間前に取り寄せて、検査しているものです。ただし、商品によっては、製造の関係で、直前にしか検査できないものもあります。

<その他の検査>

  • コープ九州PB商品の定期検査を、毎年実施するPB商品工場点検に先立って6月から開始し、8月は全36商品の内、6商品を検査しました。また、検査結果は、工場点検や商品の品質管理に活用されます。
  • 共同購入で企画した産直農産品から抜き取り、残留農薬検査を11品目行い、問題のないことを確認しました。
  • 共同購入で企画された商品から抜き取り、肉種判別と黒豚判定のDNA検査を8品目行い、問題のないことを確認しました。
  • 日生協との検査共同化による取り組みで、日生協とコープ九州の共同開発商品の中から、残留農薬検査を6品目、微生物検査を96品目行い、問題のないことを確認しました。
  • 異臭苦情のあった商品について、微生物検査52品目、残留農薬検査4品目を行い、腐敗等の問題はありませんでしたが、原材料の品質検査を(7品目)行い、原料に臭いの強いものがあることを確認しました。

※商品の検査は、エフコープ商品検査センターに依頼して行っていますが、検査する内容によっては、一部、検査機関に依頼しています。

 

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