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商品検査だより

 

家庭で作った麦茶の賞味期限って?

暑い夏は、冷たい麦茶が本当においしく感じられますね。でも、家庭で作った麦茶の賞味期限って、一体どれくらいなのでしょう? 今回、いくつかの条件のもと、麦茶の細菌検査をしてみました。

 

賞味期限は4日を目安に

保存状態が良かったため、どの麦茶も5日目まで基準値を超えるほど、細菌は増えませんでした。細菌検査と合わせて、実際に飲んで味を確かめる官能検査を行ったところ、6日目から渋みを感じ始め、8日目には飲むことに限界を感じました。

検査の結果、麦茶を作って5日目までは細菌数、味ともに問題なく飲めるといえます。しかし、さらに安全性を高めるため、賞味期限は、作ってから冷蔵保存で4日目までと考えると良いでしょう。

 

 

 

検査結果

 

煮出し用麦茶A

実験期間中、細菌はほとんど検出されませんでした。煮出したことで細菌の大半が死滅し、その後、急速に粗熱を取ったため、細菌が増殖する時間がなかったからだと考えられます。

 

煮出し用麦茶B

3日目から急激に細菌が増殖し始め、6日目には安全に飲める基準値の10万を超えました。作り方は「煮出し用麦茶A」と同じですが、常温で長時間放置した間に、細菌が増殖した可能性があります。

 

水出し用麦茶

4日目から細菌が増殖し始めました。細菌がいないペットボトル入りの水を使用しましたが、麦茶のパックを入れる時に細菌が混入したと考えられます。9日目には、細菌数が安全に飲める基準値の10万を超えました。

 

ご家庭で麦茶を作る時のポイント

  • 麦茶の容器は密封できる耐熱性のものを選び、事前に熱湯消毒しておきましょう。
  • 煮出し用麦茶は、煮出した後、水を張った桶にやかんごと浸け、できるだけ早く粗熱を取りま しょう。
    ※水と一緒に保冷剤や氷を入れておくと冷めやすくなります。
  • 保存は冷蔵庫で。容器に直接口をつけて飲むと、細菌が混入する可能性があります。必ずコップに移して飲みましょう。

 

エフコープ「ふれあい」2010年8月号より

2010年7月に行った商品検査の結果報告

7月は、全部で404品目の商品を検査しました。内訳は、新企画商品の事前検査が335品目と、全体の83%を占めています。

 

<新企画商品の事前検査>

  • 7月に検査した商品は、商品カタログで8月第4週から9月3週に企画を予定している商品、および企画を検討する商品です。
  • 内訳は、微生物検査240品目、残留農薬検査18品目、食品添加物検査76品目、品質検査1品目です。

※「事前検査」とは、新しく企画する商品を、約8週間前に取り寄せて検査しているものです。ただし、商品によっては、製造の関係で、直前にしか検査できないものもあります。

<その他の検査>

  • コープ九州PB商品の2010年度定期検査(主に6〜8月に実施)の7月は、微生物検査24品目、食品添加物検査7品目、一般成分検査3品目、品質検査2品目、GMO検査1品目を行いました。
  • 日本生協連との検査共同で、コープ商品の定期検査として、微生物検査を4品目、残留農薬検査1品目を行いました。
  • 共同購入で企画した産直農産品から抜き取り、残留農薬検査を17品目行い、問題のないことを確認しました。
  • 共同購入で企画された商品から抜き取り、肉種および黒豚判別のDNA検査を4品目行い、問題のないことを確認しました。
  • 苦情品の検査を6品目行いました。内訳は微生物検査5品目、残留農薬検査1品目です。

※商品の検査は、エフコープ商品検査センターに依頼して行っていますが、検査する内容によっては、一部、検査機関に依頼しています。

 

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