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おいしいコープ探検隊

おいしいコープ探検隊(クリム17年7月号より)

ただの炭酸水500ml

取材協力/株式会社ふくれん(福岡県朝倉市) 
撮影/川上信也

清らかでクセのない深井戸水にガスを加えただけのシンプルな炭酸水。
オシャレな夏限定ボトルにも注目!

ネイチャーボトルはほかにも4種類あります。

製造メーカーに聞きました!
使っている深井戸水の特長は?
開発当時、「湧水」「水道水」そして工場で取水できる「深井戸水」の3種類を飲み比べたところ、最もクセがなくて飲みやすかったのが「深井戸水」でした。以来ずっと、同じ水を使っています。深井戸水はカルシウムに対してマグネシウムの含有量が低いので苦味が少なく、まろやかで飲みやすい軟水です。
深井戸水とはどのような水ですか?
地下の奥深くにある、水を通さない岩盤層のさらに下にある深井戸から取水した水をいいます。
製造上のこだわりといえば?
水のおいしさが損なわれてしまうため加熱殺菌はせず、3回にわたってろ過を繰り返しています。さらに、炭酸が均一になじむよう、水に含まれる余分な空気はしっかり除去しています。
この春のリニューアルのポイントは?
これまでよりガス圧を高めることで、シュワシュワッとしたのど越しがさらにアップしました。さわやかな爽快感がいっそう楽しめると思います。
容器も改善したとお聞きしましたが?
環境に配慮し、ボトルの重さを7g軽量化しました。ラベルの長さもこれまでより短くしています。あと、箱で買っていただいた方が上から開けやすいようにミシン目を入れるなど、ダンボールにも工夫しています。
ネイチャーボトル(次ページ参照)はどのタイミングで買えるようになりますか?
絵柄は全部で8種類です。1ケースに4種類入っています。どのデザインになるかはお楽しみに! 店頭に並ぶのは6月下旬から、カタログでは7月4週(コープみやざきを除く)の注文分がネイチャーボトルです。箱で買っていただくと確実に4種類全部のボトルが入っていますので、ぜひよろしくお願いします!

いよいよ夏本番。冷たい飲みものが欠かせない季節…。といえば、コレです。のどの渇きの応援団、家族の夏の必需品、『ただの炭酸水』。製造元の福岡県朝倉市にあるふくれんが、周囲に広がる自然からの恵み・深井戸水を取水して炭酸ガスを加えただけの、文字通り「ただの」炭酸水です。

ガス入りの水といえば業務用のビン入りがほとんどだった1997年、「家庭で手軽に飲める炭酸水を」ということで開発が始まった〝ただ炭〟。2年前には、炭酸が抜けにくいキャップに交換したり、ラベルのフィルムをはがしやすいようにミシン目を増やしたりと、いくつかのリニューアルを実施。さらにこの春も、シュワシュワ感を一層アップさせるために炭酸ガスの量を増やすなどの改善が施され、ますますパワーアップしています。

そして、〝ただ炭〟ファンにとっておきのニュース! 7月から数量限定で、8種類の動物が描かれたネイチャーボトルが発売になります。愛らしいイラストで見た目もグッとオシャレに。おでかけやレジャーにも、ますます連れて行きたい一本です。

深井戸水の取水口は、工場の敷地内にあります。

汲んだ水を塩素消毒、活性炭ろ過後、UV殺菌します。

この機械で水の中に含まれている酸素を除去します。

処理した水に炭酸ガスを入れる機械。中が見えないのが残念…。

さらにろ過した後、ボトルに充填します。

ガスボリュームを測定する圧力計にかけ、適正なガスの量をチェック。

1分間に約400本というスピードでできあがる“ただ炭”なのでした。

この日はネイチャーボトルでの製造の真っ最中でした。

コープ九州の生活情報誌クリム17年7月号より

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