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おいしいコープ探検隊

おいしいコープ探検隊(クリム18年3月号より)

お弁当照焼ミートボール6個入り(60g)

取材協力/石井食品株式会社唐津工場 (佐賀県唐津市)
撮影/久保成人(St.Séek)

温めなくてもおいしくやわらかく、いろいろな料理にアレンジ自在。
子どもも大人も喜ぶミートボール。

小ぶりで使いやすい照焼ミートボール。お弁当はもちろん、さまざまな料理にアレンジできます。

生産者に聞きました!
使用している鶏肉へのこだわりは何でしょうか。
九州産の飼育方法が徹底管理された若鶏だけを使っています。鶏肉は鮮度が大事なので、温度管理も徹底しています。
ミンチに混ぜるしょうが汁も工場での搾りたてなんですね。
4年ほど前に、仕入れていたものから切り替えたのですが、やはり鮮度と香りが違いますね。見えるところで管理でき、使う直前に搾ることで品質や安全性も保たれます。
卵や牛乳、添加物は入っていませんが、おいしさの秘訣は?
厳選された鶏肉はやわらかく素材の味が生かせるので、つなぎや臭い消しのための卵や牛乳は必要ありません。しっかりと温度管理をすることで酸化を防ぎ、アレルギーのあるお子さんも安心して食べていただけます。
温めずに食べられるのも、とても便利です。
調理までの時間と温度管理、さらに加熱殺菌により、「そのまま食べてもおいしいミートボール」を実現しています。
6個入りになったのはなぜでしょうか。
1992年からの人気商品ですが、時代の変化もあり、それまでの10個だと多いという声にお応えして、2014年から6個にしました。使い切ると開封後の保存も気にしなくて良いので、好評をいただいています。
お弁当以外にも活用できるおすすめメニューは?
味付けもタレも醤油ベースなので、いろいろな料理に使いやすいと思います。そのままわかめときゅうりを合わせて和えたり、パン粉をつけて揚げたりすれば、簡単におつまみやおやつに。ロールキャベツやロール白菜の具にしてもいいですね。

ちょっぴり甘くてコロコロかわいいミートボール。誰もが一度は食べたことがある、子どもが大好きな、そして大人にとっては懐かしい味わいの人気商品です。石井食品の唐津工場を見学して、完成までの実にきめ細かく丁寧な製造行程に驚かされました。
九州産の鶏肉と国産玉ねぎをはじめ、品質と安全にこだわり厳選した材料を使用。製造ラインの流れを計算して、混ぜたてや揚げたてなど時間を置かずに作業を進めていくのも、おいしいミートボールを作るための技です。
また、ミンチを揚げて、タレを入れ真空密閉後、じっくり加熱殺菌して冷却と、想像以上に時間を要する一連の行程。その中でゆっくりしっかり味が染み込んでいくのです。
醤油ベースのタレは九州らしい甘さの照焼味で、さっぱりとした口当たりも特徴。ややさらっとしていて多めに入っているため、炒め物や丼などの味付けにも使いやすく、いろいろな料理へのアレンジが楽しめます。九州で開発され、全国に広まった自慢のミートボール。皆さんのアイデアレシピでぜひ活用してみてください。

九州産鶏肉はミンチ状に。

国産玉ねぎは鶏肉とは別の専用機械に丸ごと入れ、3mmのみじん切りになります。

鶏肉、玉ねぎ、パン粉に塩、砂糖、しょうが汁、でんぷんを入れて、しっかり混ぜ合わせます。

成型機から60個ずつ並んで出てきて油の中へいざ! 2度揚げします。

おいしそうに仕上がったミートボール。焦げや形の悪いものなどを手際よく取り除きます。

充てん機にセットされると、上っていく過程で6個ずつに分かれ、袋詰めへと進みます。

袋に6つのミートボールが入ったと思ったらすばやくタレを注入し、空気を抜いて密閉。

人の手で平らにして形を整えることで検査しやすくなり、加熱殺菌もより確実にできます。

手作業と機械による幾度ものチェックを経て、合格したものだけがいよいよ最終行程へ。

90℃の湯で1時間しっかりと加熱殺菌したら、水に漬け冷却。

コープ九州の生活情報誌クリム18年3月号より

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