コープ九州は、九州・沖縄地区の8つの生協の事業連合です。

検索

おいしいコープ探検隊

おいしいコープ探検隊(クリム18年5月号より)

宮崎のカットほうれん草 250g

取材協力/新サンフード工業株式会社(宮崎県宮崎市)、株式会社ニチレイフーズ
撮影/久保成人(St.Séek)

肉厚で甘いほうれん草を短時間でボイル
使いやすくバラ凍結にして、
肉厚で甘味が強いおいしい冷菜に!

肉厚で、甘味たっぷりのほうれん草。冷凍なのに、この食感と鮮やかな色は本当にスゴイと頭が下がります!

完成した「宮崎のカットほうれん草」。冷凍食品は、保存料なし! 安心して使えるのもうれしいですね。

生産者の農事組合法人『きっとかな田』理事の平田勉さん。元気いっぱいにほうれん草が育った畑の前で。

野菜の高騰が続いた今年の冬に注目されていたのが、冷凍野菜です。価格が安定していて、パパッと使え、時短料理にもなる! そして最近のキーワードになってきているのが“おいしさ"なのです。そう、最近の冷凍野菜はおいしい! なかでも、コープの「宮崎のカットほうれん草」は、肉厚で甘味があり、色もきれいだと評判の商品。今回は、そのおいしさの秘密に再接近します!
まず、最初に素朴な疑問から。「なぜ、『宮崎のカットほうれん草』は、“宮崎"にこだわっているのかしら?」
ここから疑問を解決していきましょう。
カットほうれん草が“宮崎"にこだわるのは、宮崎県が日照時間がとても長く、作物が育つのに、適した気候だからです。特に、ほうれん草のような緑黄色野菜は、この日照時間の長さが、おいしさと豊富な栄養素につながっています。ちなみに宮崎県の日照時間は九州・沖縄の中では唯一、年間2000時間を超えているんですよ。(*総務省統計局2016調べ)
さらにこだわっているのが、その品種です。毎年品種テストを実施し、宮崎に適したおいしい品種を選定しています。店頭で売られているものよりも1・5倍以上大きく、茎も太くしっかりしたものが使われているのです。
しかも、収穫は、契約農家の皆さんが一株一株の生育状況を確かめながら、すべて手作業で行っています。毎日生長を確かめ、ベストの大きさになったものを収穫、すぐさま製造元である新サンフード工業(株)の工場へと運ばれます。そして、鮮度を保ったまま、翌日までにスピーディーにボイルし、冷凍されるのです。
こうして完成した「宮崎のカットほうれん草」には、じつは店頭で販売されるほうれん草の1・5束分のほうれん草が使用されているという調査結果も! 一袋買うだけで、生鮮品よりもお得になるという結果も出たのです。しかも、冷凍のほうれん草は、ビタミンCの残存量も生鮮ものに比べて多いというデータも。
使いやすくて、量もお得で、栄養素もしっかり残っているという、おいしいところいっぱいの「宮崎のカットほうれん草」。旬である冬の間に収穫された、栄養満点のほうれん草をこれからの夏にかけて楽しむには、うってつけの冷凍食材と言えるのです!

入荷したほうれん草は、たっぷりの水量でエアーを送りながら洗い、異物を除去します。

洗浄後のほうれん草は、しっかりと水切りされます。

約4cmの長さにカットします。このサイズは使い勝手抜群なのです!

大量のお湯を使い、短時間でさっとボイル! これが味と栄養を逃さないコツ。

色と食感を損ねないように、ボイル後はすぐに冷却します。

色鮮やかなカットほうれん草のできあがり!

冷凍ラインにのったほうれん草は、重ならないように手で広げ、異物をチェックします。

急速冷凍で短時間でバラ凍結! あとは包装して完成です。

コープ九州の生活情報誌クリム18年5月号より

過去の記事を読む

このページの先頭へ