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おいしいコープ探検隊

おいしいコープ探検隊(クリム18年9月号より)

CO・OPエキストラバージンオリーブオイル 400g

取材協力/株式会社J-オイルミルズ(東京都)

苦みや辛味の少ないフルーティな風味。
洋食でも和食でも、ひとかけでぐっとおいしく、楽しみ方の幅が広がります

スペインは世界で最大のオリーブ産地。温暖な地中海性気候で日差しが強く乾燥した地域。

元気に育ち、たわわに実るオリーブ。毎年、秋から翌年3月ごろまでが収穫シーズンです。

おすすめの一品「冷奴のオリーブオイルがけ」。お好きな薬味と塩少々で召し上がれ。

なたね、大豆、ごま、米、コーン、オリーブ。これらが何かというと、代表的な植物油の種類の一部。皆さんの家庭にはどんな植物油がありますか? 近年、そろえておきたい調味料として、オリーブオイルの人気が高まっています。
とはいえ、買ってはみたもののあまり活用できていないとか、気にはなるけど使い方が分からないといった声も聞かれ、なたね油やごま油に比べると、まだ購入率が低いのも事実。そこで、ここからは、コープのオリーブオイルについて、その魅力に迫っていきましょう。
オリーブオイルは大きく2種類に分けられます。一番搾りで最高の品質と認められたものが「エキストラバージンオリーブオイル」。豊かな香りと本格的な風味が楽しめます。もうひとつは、バージンオリーブオイル(エキストラからオーディナリーまで品質により3段階のグレードがあります)と精製オリーブ油を調合したピュアタイプの「オリーブオイル」。マイルドでまろやかな風味が特徴です。
種から作られるものが多い植物油ですが、オリーブオイルは果実から。そのため新鮮さが大切です。また、産地や品種によって風味がまったく異なり、コープのオリーブオイルはスペイン南部の指定農園で栽培されたものを使用。フルーティな香りで苦みや辛味が少ないので、いろいろな料理に合わせやすく、大人から子どもまで親しめるよう仕上げています。
さて、幅広い楽しみ方ができるエキストラバージンオイルの活用術とは。これが本当に多彩なのです。もちろん加熱調理もできますが、何といってもおすすめは風味の良さを感じられる生食。しかも、「ひとかけで、ぐっとおいしい」手間いらず。サラダにトースト、目玉焼きにスープ、ヨーグルトやフルーツジュースにも。 そして、驚くなかれ。みそ汁、冷奴、納豆、そうめん、鍋など和のメニューとの相性も抜群! 目からうろこ、オリーブオイルの世界がぐんと広がります。
料理をおいしくしてくれるだけでなく、不飽和脂肪酸であるオレイン酸、またポリフェノールが豊富で、酸化しにくいとされるオリーブオイル。何にでもどんどんかけてみて、これまでにない自分だけのアイデアで、ぜひお気に入りレシピを見つけてください。

エキストラバージンオリーブオイルはこんなふうにしてできています!

管理の行き届いた見渡す限りのオリーブ畑で、かわいい白い花を咲かせるのを待っています。

若い実はグリーン、熟してくるとだんだん赤から黒に変わります。一番良いタイミングで収穫。

木の状態を見ながら、ていねいな収穫作業が続けられます。

収穫したオリーブの実はトラックに積まれ、広大な畑を移動していきます。

採れたての実。たっぷりの太陽を浴びて自然の恵みを受け、つやつやできれいです。

たくさんのオリーブの実がオリーブオイル工場に運ばれてきました。

集約された実から枝や葉などを取り除いて、選別と水による洗浄が行われます。

分離してオイルを取り出したあと、窒素シールで酸化を防いで日本に届き、充填されます。

コープ九州の生活情報誌クリム18年9月号より

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