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おいしいコープ探検隊

おいしいコープ探検隊(クリム19年7月号より)

高菜ピラフ 250g×2袋

取材協力/JAフーズさが(佐賀県伊万里市)
撮影/久保成人(St.Séek)

蒸気で炊いたふっくらご飯に具材をたっぷりバランス良く。
パラリとした食感も自慢のピラフです

高温のガス釜で高菜漬、にんじん、豚肉などの具材をじっくり混ぜ合わせながら炒めます。

地元の漬物メーカーが栽培方法や品質にこだわり、丁寧に作った九州産の高菜漬を使用。

ふっくらご飯にまんべんなく具材が入り、彩り良し、食感良し、味良しの人気者です。

だしが利いたご飯に、風味の良い炒めた高菜漬がたっぷり。お腹が空いたら電子レンジでチンするだけの、みんなが大好きな一品が「高菜ピラフ」です。具材は九州産高菜漬とにんじん、豚肉、そして国産のお米には食感のアクセントとなる大麦を入れ、近年高まる健康志向にも応えています。
作っているのはJAフーズさがの伊万里ピラフ工場。炊きたてのご飯に具材と特製調味液を混ぜ合わせて、1日に10万食もの高菜ピラフができていくのですが、素材や工程一つ一つにさまざまなこだわりと工夫が光ります。
原料の国産米に蒸気を当てながら炊飯し、蒸気の力でふっくらパラリと炊きあげているのが特徴。前段階では、貯米庫で石や金属の混入などがないかしっかりと検査し、流水による洗浄を行い浸漬します。地元の漬物メーカーから届く高菜漬は栽培方法や品質も追求し、丁寧に漬け込んだもの。大きめのサイズにカットしているのは、高菜独特の食感を生かすためです。
国産のにんじんは、自社の野菜加工工場でカットした生のものを専用ラインで茹でて使用。具材がそろったら、ガス釜に高菜漬、にんじん、豚肉、赤唐辛子、ごまなどを入れ、ソテーして味つけをします。特製調味液はかつおや昆布、チキンエキスで深みを出し、ご飯に吹きつけます。
ご飯と具材、特製調味液をバランス良く混ぜ合わせるのは、独自で開発した技術とノウハウ。その後、すばやく冷却して粗熱を取り、マイナス40℃で急速冷凍します。そうして出来上がった高菜ピラフは手軽に楽しめる一食として、多くの組合員の元に届きます。
1袋250グラムの食べきりサイズは、使い勝手も抜群。電子レンジで温めて、もちろんそのままでも十分満足できますが、好みで卵やのりなどをトッピングするのもお勧めです。お弁当に入れたり、おにぎりにしたり、また、丸い形にして焼いて焦げ目をつけ、おやき風に楽しむアレンジレシピも。
「酸味や辛味が苦手な子どもも、これなら喜んで食べます」「ストックしておいてもあっという間になくなってしまいます」といった愛用者の声が続々。いつでもすぐに簡単でおいしい、常備しておきたい冷凍庫の必需品です。

「高菜ピラフ」はこんなふうにしてできています!

かつおや昆布、チキンエキスなどで深みと旨味を出した調味液。

高菜漬と他の具材を一緒に炒め、シャキシャキした食感を楽しめます。

自社の野菜加工工場でカットした生の国産にんじんをたっぷりのお湯で、彩りよく茹でます。

まわりに良い香りを漂わせながら、具材炒めが完了。バットに移してご飯と混ぜ合わせる工程へ。

洗米・浸漬した国産米と大麦は、蒸気の力でふっくらパラリと炊きあげます。

炊きあがったご飯に具材を投入。まんべんなく混ぜるために、人の手でほぐして入れる“手振り”が大事。

炊きたてのご飯と具材、特製調味液、調味油がバランス良くしっかりと混ぜ合わさっていきます。

冷却・冷凍を経て、袋詰めと機械検査をして商品が完成。箱詰めも手作業で。

コープ九州の生活情報誌クリム19年7月号より

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