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おいしいコープ探検隊

おいしいコープ探検隊(クリム20年4月号より)

九州産じゃがいものポテトサラダベース 150g×2袋

取材協力/石井食品株式会社唐津工場(佐賀県唐津市)
撮影/久保成人(St.Séek)

茹でて、つぶしての手間いらず。
好きな具材を混ぜ合わせるだけでアレンジも自在なポテトサラダが完成

「お弁当照焼ミートボール」でもおなじみ、石井食品の唐津工場。ここで昨年9月に、あの画期的なポテトサラダベースが誕生したのです。

こだわった点は、じゃがいもとマヨネーズ調味料のバランスです。家庭ではなかなか出せない味に仕上がっています。(品質保障部マネージャーの志田紀子さん)

じゃがいもは長崎県の「にしゆたか」を中心に九州産を使用。品質だけでなく、輸送エネルギー削減といったエシカルの観点はもちろん、地元企業として地産地消が大切だと考えています。

皮むきから工場で行うことで、鮮度や風味が良くなります。機械で皮をむいたあと、残った芽や汚れなどを丁寧にカット。

洗ったじゃがいもを5段のカゴに入れ、圧力鍋の蒸し器へ投入! 2~3時間後、ほくほくのじゃがいもが蒸し上がります。

蒸し(または茹で)終わったじゃがいもを新しく導入した機械でつぶします。目はやや粗くして食感を良く。

ここがポイント!
じゃがいもとマヨネーズ調味料を混ぜ合わせていきます。このバランスがおいしさの決め手。混ざり具合を目視でもしっかりと確認。

充填後、次の袋が来るまでの一瞬の間に注入口をヘラできれいにします。封入口へのかみこみを防ぐための大事なひと手間。

金属探知機やX線による異物検査などを経て商品が完成。不良などがないか最後まで入念に確認します。

好きな具材を混ぜてパンに挟むだけで、ロールパンサンドに。いろいろなアレンジで楽しみましょう。

好きな具材と混ぜ合わせるだけで簡単にポテトサラダができる、なんともうれしい商品。メニューにもう一品加えたいときや、少人数の家庭でも重宝する使い切りサイズで、昨年9月の発売直後から「これは便利!」「忙しいときに助かる」と人気が高まっています。
家庭で具材を入れた時に「ちょうどよい味」になるように、マヨネーズ調味料の開発は試作の連続でした。「ベースなので具材との相性が一番重要です。酸味は強過ぎず、甘味を出して、マヨネーズ感もしっかりと残し、そしてつぶしたじゃがいもとのバランスなど、いろいろと配合を変えて何度も食べ比べながら、この味にたどり着きました」と志田さん。
じゃがいもを茹でてつぶして、マヨネーズを混ぜて…という手間がかからないうえに、具材の種類や量によって自分の好みに合わせることができるのも魅力。ハムにきゅうりに茹で卵、コーン、にんじん、ツナなど、何でも混ぜて、子どもから大人まで家族みんなが喜ぶ〝彩りポテトサラダ〟がすぐに楽しめます。

コープ九州の生活情報誌クリム20年4月号より

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