コープ九州は、九州・沖縄地区の8つの生協の事業連合です。

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2018年08月07日

第1回九州グラスファーミングセミナーを開催しました

 

「グラスファーミング」とは、牧草の栄養価を活用した集約的な放牧酪農をさし、農
家の経営的にも自然環境に関しても持続可能な経営が期待できる方法です。

コープ九州事業連合は、九州・沖縄の生協組合員に地元で生産された牛乳を将来にわ
たって安定的に供給する立場から、九州の酪農業の継続の取り組みの一つとしてグラ
スファーミングについて調査・研究を行っています。

飼料や燃料等の生産コストの高止まりや、深刻な後継者不足で、酪農家戸数や生乳生
産量が年々減り、日本の酪農は厳しい状況に直面しています。今回のセミナーは、九州
における集約放牧酪農展開の可能性を考え、未来創造への一歩を踏み出そうと企画し
たものです。
開催にあたっては、一般社団法人 日本草地畜産種子協会と九州グラスファーミング研
究会の協力をいただきました。

■開催日:2018年7月18日(水)~7月19日(木)
■参加者:酪農家、ニュージーランド大使館、乳業メーカー、酪農関係機関、
農協・生協職員など約40名

19日は鹿児島県の上床牧場にてフィールドワークとディスカッションを行いました。
18日には集約放牧に関する5本の講演が行われました。写真は、ニュージーランド 北海道酪農協力プロジェクト主任コンサルタント キース・ベタリッジさんによる 北海道での集約放牧プロジェクトの状況報告のようす。

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