新年あけましておめでとうございます。

日ごろより九州・沖縄の生協の活動と事業にご理解とご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。

昨年は、地震、大きな台風の相次ぐ上陸、広範囲に渡る豪雨や夏場の異常な高温など、日本各地で大きな災害が頻発し、組合員や生産者を含む地域の人々の暮らしに大きな被害や影響をもたらしました。東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨からの復興も道半ばです。私たち生協は、全国の仲間とともに、協同の力で組合員や地域の皆さまに寄り添いながら、支援活動を続けています。

2019年は、被災地支援やエシカル消費への対応を継続するとともに、生協事業連合の本質的な課題である組合員の想いと願いに応える必要な商品・ほしい商品・あると嬉しい、助かる商品の企画・調達・開発に徹すること、組合員の満足度向上と現場支援に繋がるシステムづくりを引き続き追求します。

九州は少子高齢化が先行して進み、地域と暮らしの先行きに不安が増大しています。「誰もが安心して暮らし続けることができる持続可能な地域」の実現に向けて、行政や諸団体とも連携して協同の力で具現化していく、そんな役割発揮を目指します。温室効果ガス削減目標の具体化、消費税率引き上げ対応、人材確保と育成の課題への対応など、大きな課題がありますが、これらを乗り越え、生協固有の価値を高めていけるよう、コミュニケーションと連携を深めてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2019年1月1日

生活協同組合連合会コープ九州事業連合　理事長　江藤淳一