新年明けましておめでとうございます。

2020年を振り返ると自然災害（地震・津波、豪雨・台風、噴火）などが多発・恒常化し、新型コロナウイルス感染症の長期化や高病原性鳥インフルエンザなどの家畜伝染病の発生など、多くの人たちが不安な生活を余儀なくされました。

生協が掲げる「誰もが安心して暮らし続けることができる持続可能な地域」やＳＤＧｓの「誰ひとり取り残さないことを目指す」の具体化のために、生協の事業や活動によるつながりや絆を深めていく視点がますます重要になっています。

2021年は、事業基盤の整備・強化、商品カタログの改革により、厳しさの増す組合員のくらしを支える商品事業を追求すること、組合員総合利用支援システム（生協版ＣＲＭシステム）の本格活用による新たな生協の価値を創造すること、惣菜加工センターと発注支援システムによる現場効率化支援と組合員貢献、地域・産地とのつながりづくりや被災地応援企画、持続可能社会の実現に向けてリードすることなど、事業連帯の真価が問われる重要な課題が山積しています。

これらの課題を生協間だけでなく、地域の様々な関係者の皆様との連携を深めながら進めていきたいと考えています。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年1月1日
コープ九州事業連合　代表理事理事長　江藤淳一